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ぷち女史の575教室
上手な575の読み方のコツを、
“ぷち”女史がお教えします!

 
大きな違いは「季語」です。俳句は、季節を表す言葉「季語」を読み込むのがルール。例えば「春」「夏休み」「虫の声」「コタツ」など。有名な松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」は「蛙」が季語で、季節は春です。俳句に詠むのは、季節の中での出来事や、季節の情景、季節の中で感じたこと。「季語」と「何か」の出合い、その衝撃によって、俳句が生まれるのです。でも、川柳には「季語」はいりません。また、一般的に川柳は社会風刺の要素が強いものを指します。よくサラリーマン川柳、なんて言われますよね? 会社や社会構造に対してちょっと嫌みを言ってみたり。ダジャレや皮肉を織り交ぜる、ユーモアセンスが必要なのです。
   
575は短い詩ですから、「カッコ良く」詠むことです。では、どうすればカッコ良くなるのか、というとそれは「言いすぎない」こと。どんなに思い出深いことでも、思い入れが強いことでも、575の中に「あれも、これも!」と詰め込んではいけません。短いんだから、潔く! 「省略」の美学。無駄なおしゃべりは禁止です。おしゃべりな男より、無口な男の方がカッコ良く見えたりするでしょ・・・?(余談)そして、出来上がった575を、声に出して読んでみましょう。そのとき、「なんかステキ・・・」と思えたら大成功。ちょっと「不格好かも・・・?」と感じたら、575の中の言葉を違うものに入れ替えてみましょう。出来上がったら必ず声に出して読む、これが上達の極意です。

本名/山本ゆき 1975年、東京都生まれ。しし座、B型。
早稲田大学文学部に入学、俳句と宝塚に目覚める。現在、 『Hanako』などのフリーライターとして活動中。超結社、 俳句ニューデリーに参加して作句活動にいそしむ。


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